母の手作り
私が小さい頃、実家では梅の木が何本もありまして、近所に配るほど梅が採れる時期がありました。
母は、梅干しや梅シロップ、梅酒を作ったりして、梅を処理することにおわれる作業をしていました。
わんさか採れる梅に対して、母は、暮らしへの全般的な不満と土地や家にまで悪態と文句を言いながら梅を仕込んでいた記憶が残っています。
それでも、母が作る梅干しは特別にしょっぱくて、梅シロップ、梅酒は甘くなく美味しくて、梅酒で作る鶏肉煮は私の大好物でした♡
結婚後も、母が作る手作り梅酒をいただいてきて、私はご機嫌に飲んでいました。
日々、文句を言いながら作る母のお料理でしたが、意に反してお料理は美味しかったのです。
私は、母に対して「美味しい!美味しい!!」を何度も連呼して、母の喜ぶ顔を引き出そうとしていました。
今思うと、子どもながらに気の使いようが大変です(;.;)
私は、文句や怒りや急かされたイメージが先行して、台所や食卓での思い出は、良い思い出より居心地の悪さが残っています。
それでも、全自動で美味しい物が出てくる習慣は、今思い返すと贅沢で有難いことでした。
娘の手作り
実家の梅の木が切られて無くなってから、娘が梅農家さんへ梅もぎのボランティアに行く機会があり、お土産に立派な梅をいただいて帰宅しました!
その梅のお土産をきっかけに、娘が梅シロップを手作りし出したのが去年。
今年も、食べたいなあと思っていたら、娘が今年も仕込んでくれました。
梅シロップの手作り工程
娘の作業をみていると、下準備だけしっかりしておけば、とてもシンプルな作業であることをしりました。
余計な工程は、省いたバーージョンの作り方だそうです。
- 省いたバージョンと言いつつも、丁寧に梅の黒いヘタを1つずつ丁寧に取り除いていました。
- その後、梅を洗って水気を切ります。保存食に水気は厳禁とのことで、梅の水をしっかり拭き取っていました。
- 保存瓶は、アルコールを含ませ全体をふき上げていました。
- この後は、梅と氷砂糖を入れていく作業だけです。
- 仕込んだ翌日からシロップが上がってくるまで、途中かき混ぜる作業を繰りかえして、3週間ほどで出来上がりです。
人に作ってもらって、いただく事も大好きな不器用&ズボラ人です♪
梅シロップ繋がり♪
梅シロップについて、検索していると、梅シロップ繋がりで、赤しそと男梅シロップが目に付きました!
暑い夏に向けて、とても美味しそうです♪
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